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「債務整理」に関するお役立ち情報

債務整理とクレジットカードの利用

  • 文責:所長 弁護士 寺井渉
  • 最終更新日:2022年2月22日

1 債務整理をするとクレジットカードが使えなくなる

債務整理をすると、クレジットカードが使えなくなることがあります。

もっとも、影響が生じるクレジットカードの範囲やその期間は、債務整理の方針によって異なります。

ここでは、債務整理をした場合のクレジットカードへの影響についてご説明します。

2 任意整理の場合

任意整理では、その対象とする債権者と、対象としない債権者を選択することができます。

そして、任意整理の対象とした債権者のクレジットカードは、使うことができなくなります。

また、そのカード会社でクレジットカードを作ることも困難になります。

他方で、任意整理の対象としなかったクレジットカードについては、使い続けることができます。

ただし、任意整理をすると信用情報センターに情報が登録され、カード会社は定期的に信用情報を確認していますので、そのタイミングでカードが使えなくなってしまうことはあり得ます。

なお、任意整理の場合、短くても弁護士に依頼してから5年間、長いと完済してから5年間は、信用情報センターに情報が載っていますので、任意整理の対象としていないカード会社でクレジットカードの申し込みをしても、審査が通らない可能性が高いといえます。

3 自己破産、個人再生の場合

自己破産や個人再生の手続き中は、新たな借り入れをすることは許されませんので、クレジットカードを使用することはできません。

また、自己破産や個人再生の場合、短くても申立てから5年、長いと開始決定から10年間は、信用情報センターに情報が載っていますので、クレジットカードの申し込みをしても審査に落ちてしまう可能性が高いです。

4 債務整理のことは当法人までご相談ください

このように、債務整理をすると、今後のクレジットカード使用、申し込みに際して影響が大きく出ます。

クレジットカードの利便性やポイントが貯まるなどの恩恵は受けられなくなりますが、それ以上に月々の支払い金額を減らすことができたり、借金の金額を減免してもらうことは、生活を立て直す上で大きなメリットがあります。

また、債務整理をしても、クレジットカードの代替手段として、現金をチャージして使うキャッシュレス決済の方法やデビットカードは使用することが可能です。

債務整理をするメリットがどれくらいあるのか、弁護士法人心までお気軽にご相談ください。

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